12月6日(水)に、7月~10月にかけて行ったコンサート・ツアーの模様を収録したライヴDVD『Pop Up! SMAP LIVE! 思ったより飛んじゃいました! ツアー』をリリースするSMAP。この発売を記念して、表参道ヒルズに期間限定ショップをオープンすることが決定した。実施期間は12月5日(火)~07年1月7日(日)までの約1ヶ月、場所は表参道ヒルズR-STUDIO。ショップのアート・ディレクションは、アルバム『Pop Up! SMAP!』のジャケットを手がけた佐藤可士和が担当しており、会場ではコンサートの衣装が展示され、SMAP SHOPオリジナルMeiji Milk Chocolateも販売される。また、このDVDは初回のみ赤または青のカラー・スケルトン・パッケージで発売されるが、SMAP SHOP限定で黄色ヴァージョンが発売されるので要チェックです。


2000年以降毎年、ライブに参戦しています。

3時間を越える長丁場ですが、あっという間に終わってしまい、

また来年も見たいと思わせてくれる。

今年は大阪ドーム、三塁側上段で観戦。

中居クンが負傷していて痛々しかったが、

メンバーの団結力を感じさせてくれる良いライヴでした。

DVDでは中居クンのソロを見れるみたいで楽しみ。



Pop Up! SMAP LIVE! 思ったより飛んじゃいました! ツアー
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Pop Up!SMAP (通常盤)/SMAP
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「地下鉄(メトロ)に乗って」

時代設定、時代考証に問題があったり、唐突な展開はあるが、

親子愛について考えさせられる、満足出来る内容であった。


長谷部真次(堤真一)の心の物語。

タイムスリップを経験して、

自分の知らない父親の過去と現代を行き来する、

ファンタジー的な作品。


みち子(岡本綾)の行動が突発的のように思われるが、

相手を思い、愛を貫く、意思の強さが伝わってきた。

観終わった後、

みち子という女性は存在していたのだろうか、

そんな風に感じた。


大沢たかおは、「7月24日通りのクリスマス」の王子様とは全然違う、

時代に翻弄されながらも、

生き抜いた男性の一生を見事に演じている。




地下鉄(メトロ)に乗って―特別版/浅田 次郎
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「7月24日通りのクリスマス」

邦画ではめずらしく、ロマンティック・コメディに挑戦したんですよね。

クリスマスという時期、謎のポルトガル親子を登場させたり、

イケメンの頭には王冠を書き足したり、

映像は頑張っていて、それなりの雰囲気は楽しめた。


弟・耕治(阿部力)とメグミ(上野樹里)、

父親・五郎(小日向文世)と和子(YOU)、上司・先輩夫婦。

様々なカップルとの対比、投影させるのも悪くない。


だけど評価としては微妙。

前半は、サユリ(中谷美紀)の妄想を交えながら、

テンポ良い感じて進んでいるのに、

現実との葛藤で悩むあたりから失速した感が否めない。

コメディの要素を最後まで持続して、

もうひと頑張りしてくれれば良い線行っていたのに残念。


上野樹里は、「虹の女神 Rainbow Song」とは全く違うキャラで、

演技の幅をみせてくれている。


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「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」

監督 金子文紀

脚本 宮藤官九郎

岡田准一 、櫻井翔 、酒井若菜 、岡田義徳 、佐藤隆太


思い入れがあり過ぎる作品の最期なので、

試写会で観たときは、ちゃんと笑うことが出来なかった。

キャッツにきちんと“ばいばい”出来たことと、

“ありがとう”という気持ちいっぱいで劇場を後にした。

一般公開後、二度目の鑑賞時には、思いっきり楽しめて、思いっきり笑えた。


“日本シリーズ”は、

何度観てもテンションが上がる、お祭り騒ぎのようなだったが、

本作は、「フィールド・オブ・ドリームス」をモチーフにして、

キャッツにしては真っ当、直球勝負な作品。

流石、クドカン。


ぶっさんの死をキチンと描いていて、親子愛に感動した。

とは言え、基本コメディなので、クドカンらしい小ネタ満載。

MCUが演じたMMOはツボ。

初っ端からパロディで笑わせてくれる。

テレビシリーズを見直すと、

“ワールドシリーズ”を更に楽しむことが出来る。

“日本シリーズ”同様、何度も観ます。


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「虹の女神 Rainbow Song」

岸田智也(市原隼人)と佐藤あおい(上野樹里)、

友達以上の関係になれない微妙な空気。

切なく、懐かしい思いにさせてくれる、繊細で、かなり好きなタイプの作品。


あおいの妹・かなを演じた蒼井優を含めた、

三人の自然な演技は素晴らしい。

特に上野樹里が良い。

「スウィングガールズ」、「亀は意外と速く泳ぐ」も良かったが、

月9とも、他の作品とも全然違う表情を魅せてくれている。


熊澤尚人が監督だけど、

プロデューサーである岩井俊二っぽい作風。

8mmの映像が雰囲気があるし、小説のような構成もスキ。

手をつないだ二人と虹が、水たまりに映りこんだ構図が印象的だった。


本当に言い事って、なかなか言えないものなんだ。


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「ブラック・ダリア」

二転三転する展開、複雑な人間関係、

演出、演技も素晴らしいが、

正直に言って、残酷な内容で、趣味ではなかった。

観終わった後の何とも言えない後味の悪さ。


予告編しか予備知識がなく鑑賞したため、

実話だと思って見ていたら、どうもオカシイ。

終わってから小説の映画化だと知った。

(実際に起こった“ブラック・ダリア事件”をモチーフにしているが)

大きな勘違いをしていた。

せめて、人物関係くらいは抑えておかないとシンドイ。


前半はかなりゆったり進む。

LA市警の刑事、バッキー(ジョシュ・ハートネット)と

リー(アーロン・エッカート)の友情、

ケイ・レイク(スカーレット・ヨハンソン)を交えた三角関係モノかと思っていると、

後半に入ってイッキに加速する展開。

チョット詰め込みすぎのところがある。

伏線がたくみに張られていて、

消化出来ていないが、もう一回という気になれない。


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「16ブロック」

アクションより人間ドラマとしてヨカッタ。

ここが着地点かと思っていると、そこからの展開が良い。

男の友情で泣かせてくれた。


アルコール依存症の刑事・ジャック(ブルース・ウィリス)、

囚人エディ(モス・デフ)、

ジャックの元相棒フランク(デヴィッド・モース)、

三人を中心に、

“人は変わることが出来るのか”というテーマで描かれている。

ほぼリアルタイムで、小気味良い展開。


トラブルに巻き込まれるアクションモノということで、

「ダイ・ハード」が思い起こされるが、

今回のブルース・ウィリスは、人生に疲れた中年男。

人間味が溢れていて、哀愁漂う感じ。


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夜のピクニック/恩田 陸
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「夜のピクニック」

第2回本屋大賞を受賞した、恩田陸の同名小説を映画化。

24時間かけて80キロを歩く学校行事「歩行祭」を舞台にした青春ドラマ。


甲田貴子(多部未華子)と西脇融(石田卓也)の二人には、

クラスメイトにもいえない秘密がある。


イッキに読んでしまったくらい大好きに作品なので楽しみにしていたが、

正直、小説を上回れなかった感が否めない。

基本的には小説通り。


2時間弱に纏めるため、

主人公以外の背景をバッサリ切っているのは正しいし。

雰囲気は十分味わえたが、

映画にした場合、起伏がなく、盛り上がりに欠けてしまっている。

原作とは違うひと工夫が欲しかったかな。


小説を読んでいるときは、10代の気持ちに戻って、

彼らと一緒に80キロの「歩行祭」を歩いているつもりで読めたが、

感情移入できず、客観的に観てしまった。


「歩行祭」以前の9つのエピソードを収録した「ピクニックり準備」

本編同様、嶋田久作と貫地谷しほりが良いアクセントになっている。



「夜のピクニック」INSPIRED BEST ALBUM/オムニバス
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ピクニックの準備/多部未華子
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図書室の海/恩田 陸
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「涙そうそう」

正直、号泣ではなかったが、後からジワジワくる。

邦画らしい、心があたたかくなる作品。

古き良き時代の家族が描かれていた。


血の繋がらない兄・洋太郎と妹・カオルの絆を、

沖縄を舞台にゆったりとした経過で描いているのだか、

終盤、駆け足になってしまった点は惜しい。


観終って長澤まさみの虜になった。

妻夫木聡の演技も良いのだが、鑑賞途中から、彼女を目で追っていた。

若手女優では、ダントツの存在感ではないでしょうか。


サントラ
映画「涙そうそう」オリジナル・サウンドトラック
レントラックジャパン
すべての人の心へ -映画 涙そうそう 兄ィニィと過ごした日々-
妻夫木聡×長澤まさみ『涙そうそう』 photo story book


「セーラー服と機関銃」は、非常に思い入れのある作品なので、

テレビ化して欲しくなかったが、

メイキングDVDを見て、

長澤まさみが演じる星泉ならイケそうな気がしてきた。

この秋のドラマで一番期待している。


前嶋康明, 星泉, 来生えつこ
セーラー服と機関銃 (初回限定盤)(DVD付)
長澤まさみ 2007年 カレンダー
卓上 長澤まさみ 2007年 カレンダー

「シュガー&スパイス 風味絶佳」

「冷静と情熱のあいだ」の中江功監督、スタッフが製作したというこで、

大人向けの作品を期待していたが、満足出来る内容ではなかった。

主演二人(柳楽優弥、沢尻エリカ)の演技もイマイチ、魅力を感じないし、

グランマ役の夏木マリはやり過ぎ。

柳楽クンの驚いた表情はどれも同じ。

良かったのはポスターだけかな。


目的もなくとりあえずガソリンスタンドでバイトをしている山下志郎(柳楽優弥)。

そこに新人として入ってきたのが渡辺乃里子(沢尻エリカ)に恋心を抱く。

二人の関係が薄っぺらい。


志郎というキャラは、とらえどころのない、ごく普通の青年。

彼が自転車で疾走、転倒、絶叫するところでグッとくるはずなのに、

最後まで、彼に感情移入出来ないまま終わってしまった。

初恋がテーマなのだから、切ない気持ちにさせて欲しかった。

志郎の友人二人の方が切なかった。


シュガー&スパイス~風味絶佳~VISUAL BOOK
オムニバス, オアシス, プライマル・スクリーム, アッシュ, ブー・ラドリーズ, チープ・トリック, シンディ・ローパー
シュガー&スパイス~風味絶佳~-JUKE BOX-
山田 詠美
風味絶佳