謎の“チェーンソー男”と戦う制服の美少女・絵理(関めぐみ)
オープニングが時代劇セットの中で、
ワイヤーアクションを駆使し繰り広げられる。
イッキに引き込まれたが、そのあと急降下。
“チェーンソー男”の造形は、
ディテールに至るまで細かい。
予備知識なく観たため、
雨宮慶太監督の「ゼイラム」のような
特撮美少女戦士モノを勝手に想像していたら、
話が全然違う方法にイッテしまい、
慌てて頭の中を軌道修正。
原作は「引きこもり作家」滝本竜彦。
目的もなく、漠然と毎日を過ごす高校生・陽介(市原隼人)、
彼の心の葛藤を描いた青春ドラマ。
頻繁に出てくるワイヤーアクションは途中から飽きてしまった。
市原隼人は、ダメダメな高校キャラとしてはハマるのだが、
また同じような役柄かと感じがしてしまう。
別のキャスティングで挑戦して欲しかったかな。
関めぐみの制服アクションなら
「笑う大天使(ミカエル)」の方が頭カラッポで観れので良い。
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