「DEATH NOTE  デスノート」“L”を主役にしたスピンオフムービー。

予備知識として前編をだけ観てから鑑賞したが、

あまりにヒドイ出来で呆れてしまった。

中学生以上にはかなりツライ。

アクション、サスペンスともに幼稚。

“L”最期の23日間を描いているが、

カウントダウンしていっても緊迫感がない。


原作“L”のキャラは知らないが、

松山ケンイチ演じる映画では、甘いものばかり食べていて、

ニートっぽい感じだが、

知識があり、洞察力、推理力がある天才肌の探偵。

“L”の新たな面を見せようとしているが、失敗だと思う。

どうせなら良い面(頭脳・心理戦)を強調した作品にして欲しかった。


話の核となる殺傷能力の高いウイルス。

これがとにかく説得力がなく、都合のよいモノになっている。

悪者達の企みとしては、規模の大きい計画だが、

国内では少人数しか登場せず、スケール感がない。


中田秀夫監督らしいというか、

ホラーっぽいシーンがあるが、引いてしまった。


FBIエージェントとして登場する南原清隆。

彼の登場すると、すべての流れをぶち壊している。

ナンチャンのせいではなく、これはキャスティング担当者の責任。


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